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進歩SIUM

2026年 浜松創生市民シンポジウム ~地方から日本の未来を拓く!~

はじめに

あれから10年、浜松はどう変わったのか!今、すべきことは何か!

12市町村合併による「市域拡大」「人口減少」「脱炭素社会」「インフラの老朽化」など、私たちは避けて通れない歴史的な転換期に直面しています。

幸い、浜松は温暖な気候と海・山・川・湖等の自然に恵まれ、モノづくりをはじめ楽器・音楽・観光・広大な森林など浜松固有の地域資源があり、新幹線・東名も走っています。これらのポテンシャルを最大限活かし、100年先を見据えたビジョンと成長戦略のもとに「変革」と「地方創生」を成し遂げることで、地方から日本の未来を拓くことが可能となります。

そこで、2015年に石破茂地方創生担当大臣を招いて「市民シンポジウム」を開催してから10年が過ぎたのを節目に、「浜松創生市民シンポジウム」を開催します。
研究報告では「時代の潮流」に対応した持続可能なまちづくりについて具体案を示し、トークセッションでは、時代の変革期に生きる市民として、10年・20年後の市民のために「今、すべきことは何か」を考え、議論を深めていきます。

テーマ1「スポーツ・音楽・観光振興による地方創生」

  • イベント情報

    1. 日時

      2026年1月18日(日)

    2. 会場

      アクトシティ浜松・コングレスセンター41会議室(定員250名)

    3. スケジュール

      開 会 / 13 : 30(開場 13 : 00) オープニングムービー
      講 演 / 14 : 00 ~ 15 : 00 侍JAPANから学ぶ組織作りと人間関係の構築
      第 1 部 / 15 : 05 ~ 15 : 30 研究報告 時代の潮流 / 現状と課題 / 成長戦略
      ~ 休 憩 ~
      第 2 部 / 15 : 45 ~ 16 : 45 トークセッション 浜松の未来を考える

  • ︎講演者 : 白井一幸氏 野球解説者 / WBC 侍JAPAN ヘッドコーチ

    プロ野球選手として活躍した後、メジャーリーグの「ヤンキース」にコーチ留学。持ち帰ったノウハウを再構築して人材育成・チームビルディングコーチとして活動している。2023年のWBCでは栗山英樹監督の侍ジャパン・ヘッドコーチとして、チームを優勝に導いている。活動は多分野に及び、講演会は2,000回を越えている。中学・高校の部活動が地域の活動に移管されつつあり、人口減少社会におけるスポーツ施設の在り方、スポーツ・文化振興と人材育成(選手やコーチ、地域リーダー)について学んでいく。

  • ︎現状と課題

    スポーツ・音楽・観光は、若者や観衆を惹きつける力がある。そこで、「楽器・音楽のまち」「浜名湖観光圏」という浜松固有の地域資源を最大限に活かし、成長産業へと発展させ、スポーツ・音楽・観光のコラボにより「若者から選ばれる地方都市」を目指していく。それには、シームレスに目的地に移動できる公共交通の基盤整備と、老朽化の進む四ツ池公園(野球場・陸上競技場)や武道場、美術館・はまホールなどの再整備が必要となる。国も地方も厳しい財政状況の中でどう実現していくのか、総合的な視点から市と市民の未来にとって何が重要かを考えていきます。

テーマ2「モビリティ改革による地方創生」

  • イベント情報

    1. 日時

      2026年2月8日(日)

    2. 会場

      アクトシティ浜松・コングレスセンター41会議室(定員250名)

    3. スケジュール

      開 会 / 13 : 30 (開場 13 : 00)
      講 演 / 13 : 40 ~ 14 : 40 NCCを基盤にした持続可能な都市づくり(宇都宮市)
      第 1 部 / 14 : 45 ~ 15 : 15 研究報告 時代の潮流 / 現状と課題 / 成長戦略
      ~ 休 憩 ~
      第 2 部 / 15 : 30 ~ 16 : 45 トークセッション 浜松の未来を考える

  • ︎講演者 : 矢野公久氏 宇都宮市建設部長

    宇都宮市はネットワーク型コンパクトシティ(NCC)を基盤に、2023年にJR宇都宮駅東口地区とLRT整備事業(14.6km)を完了し、賑わいのある街に変貌している。LRT(Light Rail Transit)は684億円の総事業費うち2/1を国が負担、利用客数は開業2年で1千万人を突破し、初年度から黒字決算を達成している。沿線ではマンション建設が相次ぎ、西側地区への延伸計画が進められている。75年ぶりの全線新設のLRTと、都心再生を実現した宇都宮市から、NCCを基盤とした都市づくりのノウハウを学んでいく。

  • ︎現状と課題

    伊豆半島を越える広大な市域をカバーする公共交通は、鉄道3線と路線バスのみで、バス利用客はピーク時より6,000万人も減り、集客力を失った中心市街地は20年以上衰退が続いている。製造品出荷額は首位の座を静岡市に奪われ、「モノづくりのまち浜松」の威信が揺らいでいる。人口減少社会・脱炭素社会に対応した「持続可能な都市づくり」と「インフラの老朽化対策」を両立させていくには、モビリティ改革により、郊外に拡散した都市を「効率の良いコンパクトな都市」に集約していく必要がある。市域を「集約エリア / 非集約エリア」に分類し、「集約エリア」は大量輸送に適した「都市交通」を、非集約エリアは少量・個人輸送に適した「コミュニティ交通」を効率的に整備し、クルマに依存しなくても移動に困らない社会と、中心市街地再生のための具体策を考えていきます。

テーマ3「林業 / 天竜区再生による地方創生」

  • イベント情報

    1. 日時

      2026年2月21日(土)

    2. 会場

      浜松市天竜壬生ホール第1・第2会議室(定員60名)

    3. スケジュール

      開 会 / 13 : 30 (開場 13 : 00) オープニングムービー
      講 演 / 14 : 00 ~ 15 : 00 真庭バイオマス産業杜市構想(岡山県真庭市)
      第 1 部 / 15 : 05 ~ 15 : 30 研究報告 時代の潮流 / 現状と課題 / 成長戦略
      ~ 休 憩 ~
      第 2 部 / 15 : 45 ~ 16 : 45 トークセッション 林業の未来を考える

  • ︎講演者 : 石原匡師氏 真庭市林業政策統括監兼林業・バイオマス産業課長

    岡山県真庭市(面積 828km2、人口 40,000人)は、市域の80%を森林が占め、天竜区(面積 943km2、人口 25,000人)と環境が似ている。「木材を余すことなく活かす」をコンセプトに、林地残材や製材端材を活用した木質バイオマス発電事業や、真庭バイオマスツアーに取り組むなど、森林保全と地域経済の活性化を図っている。「バイオマス産業都市」「SDGs未来都市」として国から選定されており、林業先進都市からノウハウを学んでいく。

  • ︎現状と課題

    天竜区の人口は市全体の3.2%に過ぎないうえ、直近10年の出生者数は116人から62人に激減している。先人たちが治山・治水のため護り育ててきた森林は伐採適齢期を迎えているが、「木材価格の低迷」「林業従事者の不足」が、林業振興のネックとなっている。森林は高樹齢化によりCO2吸収効果が低減するため、計画的な伐採と再植林が必要であり、「循環サイクル」による若返りが必要となる。100年先を見据えたグランドデザインのもとに、新たな木材需要と雇用を生み出し、「林業を基幹産業へと発展」させていく必要がある。「バイオマス発電」「小水力発電」によるエネルギーの地産地消、「CLT企業誘致」や「ペレット・チップ生産」など、即効性の高い具体策を考えていきます。

申し込み方法

  • FAX での申し込み

    チラシをダウンロード・印刷し、参加申込書をご記入の上お送りください。

    FAX:053-448-7164

    E-mail での申し込み

    メールの本文に以下の情報をご記入の上お送りください。

    ・希望日
    ・お名前
    ・年齢
    ・ご住所
    ・電話番号
    ・ご職業
    ・E-mail:info@hamamatsu2050.com

    ※資料代:各テーマ1,000円(高校生無料) ※お釣りのないようにご用意ください。
    ※定員になった場合は、募集を締め切らせていただきます。

  • チラシダウンロード

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